print/pprint とは?
・print
と pprint
は、Pythonの標準ライブラリに含まれる関数である。
・オブジェクトをコンソールに出力するのに使われるが、それぞれ出力形式が異なる。
使用例
以下のようなdict型
(辞書型)のデータがあったとする。
1 2 3 |
my_dict = {'a': [1, 2, 3], 'b': [4, 5, 6], 'c': [7, 8, 9]} |
①print
関数の場合
1 |
print(my_dict) |
出力結果
1 |
{'a': [1, 2, 3], 'b': [4, 5, 6], 'c': [7, 8, 9]} |
print
関数では、コンソールの出力が1行で表示される。
②pprint
関数の場合
1 |
pprint(my_dict, width=20) |
出力結果
1 2 3 |
{'a': [1, 2, 3], 'b': [4, 5, 6], 'c': [7, 8, 9]} |
引数width
の設定により、構造化されたデータが読みやすい形式で出力される。
改行がうまくいってない場合は、widthの値を調整してみよう。
まとめると
print
はシンプルな出力形式を提供し、pprint
はより読みやすく整形された出力形式を提供する。
データ構造が複雑で読みやすさが重要な場合は pprint
を使用し、単純な出力で問題ない場合は print
を使用するなど、使い分けることでデバッグなどに役立ちます。